障害者就労では「伝える力」を身につけよう

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今回は、障害者の方々が就労を目指す際に、「伝える力」を身につけることの重要性について、取り上げていきたいと思います。
相手方が知りたいことに置き換える
障害者の作業所であれ、一般就労の企業であれ、採用する側にとっては、「この人は何ができて何が苦手なんだろうか」ということを知りたいんだと思います。
もちろん、どんな障害を持っているかということに、関心があると思うんですが、それによって、「何ができて何ができないのか」ということを、より詳しく知りたいのだと思います。
例えば、単に「周囲の人となじめない」「一人でいることを好む」ということを伝えるのではなく、「集団での共同作業は苦手だけど、一人でコツコツと作業を集中してやることには向いている」という表現の方が相手によく伝わると思います。
あるいは、単に発達障害などの障害名を伝えるだけではなく、「複雑なプロセスは一度に最後まで指示せず、一つ一つのプロセスごとに指示していただくと、ありがたいと思います」と伝えると、こういう人なんだなということが、採用側にも理解してもらえると思います
こうした説明の置き換え、言い換えですね。難しい言葉で言うと「言語化力」ということになるんでしょうけど、これは、障害者における就労では、非常に有効で重要だと言えます。

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合理的配慮の申し出のコツ
障害者の方の雇用においては、合理的配慮が義務化されています。そこで問題となるのが、障害者ご本人と採用側との認識の共有です
これに関しても、最初の採用活動なり面接の時点から、例えば履歴書に箇条書きで書き出しておくとか、工夫することが必要だと思います。
もちろん、採用側に要求するだけではなくて、自分でできることや、採用側と一緒に考えられることについて触れることが重要です。
例えば、 いきなり大きな業務量をこなすことは苦手だけども、徐々に徐々に増やしてもらえないかとか、あるいは、定期的に担当の方と話をする機会を作ってもらえないかとか、採用の時点で書き出してみましょう。
ここで大事なことは、決して一般的な曖昧な表現にせず、一つ一つを具体的な表現で書き出してみましょう。
自分の能力とできることをアピール
障害者の場合でも、働くということであれば、お願いすることだけではなく、自分ができること、自分の能力を活かせるということをアピールしましょう。
例えば、バネばかりよりも電子ばかりを使っていただいた方がより正確に作業に集中できますとか、手順書=マニュアルですね、そういったものを用意していただければ、その通りに順調に作業ができますと言ったことを、アピールしてもいいと思います。
このように、自分自身の適性を、その限界も含めて、何が向いていて何が向いていないかといったことを、適切に話せる説明できる人材は、大きく評価してもらえると思います
